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プロブロガー達が言う「好きなことだけして生きていくべし」に対する反論

こんにちは、管理人Kです。


ブログを中心に生計を立てている人達、

いわゆる「プロブロガー」と呼ばれるような人達は、

声を揃えてこう言います。

 


「好きなことだけして生きていくべし」

 


そしてサラリーマンを「社畜」と呼び、

現状に耐えながら会社で働く人たちを強く批判するのです。

 

 

好きなことだけして生きていく。


確かにそれは理想です。

それができればストレスフリーで楽しい人生が送れるのは間違いないでしょう。

 

 

しかし、私はこの意見に対して、あえて反論を述べたいと思います。

 

 

もしこの世の中の人たちが、

全員「好きなことだけして生きていく」ようになったら、

この世の中は成り立つでしょうか?

 

当然、全く成り立たないと思います。

 

 

例えば私たちが当たり前のように使う自動車携帯電話

 

こうした工業製品は組織的に大量生産されることで市場に供給されます。

個人の力ではこうしたプロダクトの開発・生産は到底不可能です。

 

また、私たちが日々利用している金融鉄道のようなサービス。

 

これらも個人が提供することは困難なサービスであり、

組織的に運営されるからこそ成り立つサービスなのです。

 


現代社会は、会社すなわち「組織」の力によって成り立っていることは紛れもない事実です。

そして当然、その組織で働く人たちが好きなことを仕事にできているわけではありません。

 

自動車メーカーに勤務する人が全員自動車が好きなわけがありません。

鉄道会社に勤務する人が全員鉄道が好きなわけがありません。

 

むしろそうではないからこそ、経営者の指示に従って業務を遂行できているとも言えます。


社会は働く人すべてによって成り立っているのであり、

「好きなことを仕事にしている人」だけが正しいわけではありません。

 

そして、「好きなことを仕事にしている人」の生活も、

好きなこと以外を仕事にしている人によって支えられている以上、

そうした人々を批判することはできないはずです。

 


私自身、今後もサイトを拡大し、収益化を図っていきたいと考えていますが、

それを他人に押し付けることなく、

あくまでも社会で働くすべての人に支えられているのだ、

という意識は持ち続けたいと思っています。

 

 

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