20代で始めるべきこと Sousei'sブログ

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中元・歳暮で、粋に感謝の気持ちを伝えましょう

こんにちは。

かなり久しぶりの投稿、管理人Hです。

 

みなさんは中元・歳暮、贈っていますか?

 

10代、20代の人たちは意味すらも分からない方、多いのではないでしょうか。

 

 

中元・歳暮とは:

 

日頃お世話になっている方々へ感謝の気持ちをこめて夏と冬に贈り物をする文化。

 

地域によって時期には差があり、主に関西地区は早く、九州地区などは遅い傾向にあります。

 

夏の時期に贈るのが中元(遅くなったら暑中見舞い)、冬の時期に贈るのが歳暮(同じく寒中見舞い)です。

 

 

 

 

ハムやビール、菓子、コーヒーなど、食品が主流ですが、最近では商品券やカタログギフトという方もいるようです。

 

今は歳暮シーズン真っ只中で、テレビCMでも綺麗な女優がビールギフトを宣伝していたり、歌舞伎役者がハムギフトを宣伝しているのを見たことがある人も多いと思います。

 

スーパーでもレジの奥あたりに歳暮コーナーができているところが多いはずです。

 

また、多くの百貨店では特設会場を設営し、各メーカー試飲試食を実施しています。

 

そんな努力と裏腹に、この文化は年々廃っていっていると言わざるを得ません。

 

それはやはり高齢化により利用者がどんどん減っているためです。

実際に統計を調べたわけではありませんが、利用者の過半数は60代以上だと思います。

 

加えて近年の(特に都心での)横の繋がりの希薄化や、プライバシー保護の観点などから、この文化の若い世代における衰退はより一層進むことでしょう。

 

一方で母の日や父の日、バレンタイン、ホワイトデイ、新しいところで言えばハロウィンなどは年々増えており(ハロウィンがギフトと呼べるかは疑問ですが)、ギフト市場全体では増加傾向にあるようです。

 

私はそれほど保守的な考え方ではないので、

「古き良き文化は残さなければならない」という気持ちは一切ないのですが、

それでもSNSに代表されるような便利な(かつ希薄な)繋がりが主流となる昨今において、『ありがとう!』なんていう親指ひとつの感謝の気持ちを贈るのではなく、

あえて熨斗を巻いて、相手のことを思ったギフトを贈るというのはなかなか粋だと思います。

 

一度百貨店の会場に行ってみてはいかがでしょうか。

美味しそうなものがたくさんあり、見ているだけでもなかなか楽しいものですよ。