20代で始めるべきこと Sousei'sブログ

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プレミアムフライデー実施から今日で1年がたちますが、 あまりにも流行らなさすぎるのでその本当の理由を一般人目線で考えてみた

こんにちは、管理人Kです。

 

本日は2月23日金曜日。みなさん何の日か分かりますか?





分からない方、それが普通です。

今日はほとんどの人が忘れているであろうプレミアムフライデーです。

 


いまや語尾に(笑)がつくほど死語になってしまったプレミアムフライデーですが、
2017年2月24日からスタートしたので、ちょうど1周年を迎えることになりました。

 


しかしまさかここまで流行らないとは…誰もが予想通りでしょう。
(政府の役人以外は)

 


プレミアムフライデーが全く流行らなかったのは

「月末金曜日はどの企業も忙しい」

というのが主な理由として上げられています。
これは確かにその通りです。

 

 

ただ、管理人は理由はそれだけではないと思うのです。

 

そこで今回は企業目線ではなく、一般人目線で、

プレミアムフライデーが流行らなかった本当の理由」

について考えてみたいと思います。

 


管理人が考える、プレミアムフライデーが流行らなかった本当の理由は


「ほとんどの国民が15時に帰りたいと思っていない。」


ということだと思います。


多くのサラリーマンは、その日頑張れば次の日は土日で休みなのですから、
あえて15時に帰りたいと思う人はそういません。

 

むしろ、次の日が休日であるからこそ、15時~終業までが
「仕事を一番頑張れる時間帯」なのです。


せっかく仕事に意欲的な時間帯に
「仕事を切り上げて帰ろう!」と言われても
「いや、別にいいです。」となるのが一般人の感覚でしょう。

 

 

似たような言葉に「花金」という言葉がありますが、
花金が楽しいのは、「次の日休みだ!」という開放感があるからだけでなく、
「そのために金曜に頑張った!」という充実感があるからです。

 

プレミアムフライデーで仕事を中途半端に終わらされてもむしろ気持ち悪く、
そんな気持ちで15時に帰らされても、「まあ明日遊べばいいし、帰って寝るか」
くらいのもので、かえって花金を楽しむ意欲を削がれると思うのです。

 

 

また余談ですが、人間は夜になるにつれ、
理性を司る「前頭前皮質」という脳の機能が低下していきます。

 

それにより、理性より感情が表に出るようになり、心から楽しめるようになってきます。(夜テンションが上がるのはこうした理由から)


15時ではまだまだ人間は理性的で、感情的に何かを楽しもうという気にはなりにくい生き物。だからこそ、昼は家事をこなしたり、仕事をしたりするのに合っていると言えます。

 

なので、昼2時間早められたところで、夜の2時間と同じように楽しむことはできないのです。

 

 

政府の役人はこうした一般人の感覚を持たずして、
「とりあえず2時間早めとけばいいだろう」とプレ金を実施してしまいました。


政府のチャレンジングな取り組みは応援したいですが、
実施するのはあくまで我々一般人。


成功した「クールビズ」のように、
政府の自己満足ではなく、一般人目線で、一般人に望まれる施策を実施してほしいものです。


それでは。