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中部電力がブロックチェーンを用いた「集合住宅向けEV管理システム」の実証実験を開始。ブロックチェーンの普及を推進する好例となりそうです。

こんにちは、管理人Kです。

 

仮想通貨はコインチェック事件以降低迷していますが、
その基幹技術であるブロックチェーンついて明るいニュースが。

 

中部電力、Nayuta、インフォテリアの3社が協力して、

ブロックチェーンを用いた「集合住宅向けEV管理システム」

の実証実験を開始するそうです。

sgforum.impress.co.jp

 


EV(電気自動車)の普及に伴い、アパート・マンションに充電設備を設置する声が高まっているようですが、共同の充電設備では「誰がどれだけ電気を使ったか」が把握しにくい状況にあります。

 

一律の共益費から電気代を負担するのは不公平感が強くなるため、
結果、充電設備の導入を見送ってしまう、という現状があるようです。

 

 

そこで、ブロックチェーンを用いた「集合住宅向けEV管理システム」の開発が始まりました。ポイントは以下の4点。

 


・充電履歴の管理や本人確認ができるEVコンセントを導入
スマホを使ってEVコンセントを事前予約(≒本人確認)
・充電履歴はブロックチェーンに保存されるので改ざんされない
・後日、利用料に応じて電気料金を請求

 


中部電力作成の以下の図が分かりやすいです。

https://sgforum.impress.co.jp/news/4376

 


これにより、導入コストを抑えて、かつ公平なEV充電設備の導入ができるようになります。実験が上手く行けば、集合住宅のEV設備導入に大きく貢献するのは間違いないでしょう。

 

ちなみに、中部電力は他の実験でプライベートブロックチェーン「mijin」を使っているので、今回の実験もmijinを使っている可能性が高いです。

 


仮想通貨ばかりが表に出てしまいましたが、
本当に大切なのはブロックチェーンスマートフォンを活用することで、
「既存のサービスを安全かつ低コストにより便利に置き換える事」です。

 

 

今回の案件で正しい認識が広まり、ブロックチェーンの普及に一役買ってくれることを期待します。


それでは。