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東北大が発表した研究結果「糖質制限は老化を促す」について、 誤解する人が多そうなので正しい知識をご説明します。

こんにちは、管理人Kです。

 

東北大学糖質制限は老化を促す」という研究結果を発表しました。

newswitch.jp

 

具体的には、炭水化物を与えずに育てたマウスは、そうでないマウスと比較して、
外見や学習機能の老化が進んでいたということです。

 

 

今回の研究を聞いて「やっぱり糖質制限は悪だ!」というバカな人が出てきそうなので、今回は糖質に関する正しい知識をお伝えしたいと思います。

 

 

前提として、糖質は体に必要な栄養素なのは間違いありません。

 


体や脳にとって最も効率的なエネルギー源で、全く摂らないとその分タンパク質(筋肉)がエネルギーとして消費され、減少してしまいます。

 

筋肉や骨、皮膚や髪などの原料であるタンパク質が減少するので、
今回の研究のように老化が進んでしまうわけです。

 

 


問題は「糖質の過剰摂取」です。

 

 


糖質は過剰に摂取すると脂肪に代わります。

 

脂肪はエネルギーを貯蔵する重要な手段ですが、消費されなければ意味がなく、単なる肥満の原因です。


肥満は高血圧やテストステロンの低下など、老化の大きな要因となります。

 

 

狩猟の時代は、米や麦を栽培することができなかったので糖質は木の実などからしか摂取できない、貴重な栄養素でした。

 

そこで、人間は糖質を「おいしい」と感じるようになり、摂取できるときにできる限りたくさん摂取して、それを脂肪として貯蔵できるように進化しました。

 


この性質は現代人にも引き継がれていますが、現代人にとって糖質は貴重な栄養素ではありません。

 

好きなタイミングで、好きなだけ摂取することができます。


であるにも関わらず何も考えず、欲望のまま摂取していては当然過剰摂取になり、肥満となるのは当たり前です。

 


現代人は、基本的に糖質を摂りすぎているというのが問題なのです。

 

 

糖質を全く摂らない、という極端な糖質制限は絶対にダメですが、必要な時に必要な分だけ摂取するよう、糖質を意識的に抑制する食べ方が、アンチエイジング的にも、健康的にも望ましい食事方法だということです。

souseis.information.jp

 

 

何事においてもそうですが、こうした基本的な理論や本質を押さえていない人が、研究やメディアなどの外部の情報に翻弄されます。

 

外部の情報やブームに惑わされず、正しい知識をつけ、本当の目的を見失わないよう、自分で判断できるようにしていきましょう。


それでは。