保育園の「妊娠順番ルール」が話題ですが、本音を言えば「しょうがない」と思っている人も多いと思う件
こんにちは、管理人Kです。
奥さんが勤務する保育園の「妊娠順番ルール」を破って妊娠してしまったため、
一緒に保育園に謝りに行った夫の投書が話題になっています。
非常にデリケートで難しい問題ですが、管理人の本音を言わせてもらうと、
保育園に「妊娠順番ルール」があるのはしょうがない
と思っています。
保育園も、慈善事業で人を雇っているわけではなく、労働をしてもらう対価として、それに見合った給料を払っているのです。
保育士は座ってできる仕事ではなく、重いものを持ったり、走り回ったりと重労働です。
当然、妊娠すれば通常の業務をこなすことは困難、というよりも、保育士としてできる仕事はほとんどない、といっても過言ではありません。
厳しい言い方になりますが、このご時世、経営者としては、使えない人を雇っておくような余裕はないのです。
ただ、この園長だって、「産むな」と言っているわけではなく、保育園を円滑に回し、継続させるための苦肉の策として「妊娠順番ルール」を設定していたのでしょう。
建前では「こんな保育園ダメだ!」と言っていても、
本音では「まあしょうがないよな」と思っている人も多いのではないでしょうか。
女性の社会進出が奨励されていますが、だからといって女性が何でもかんでも権利を主張していい、ということにはなりません。
自由と責任は常にセットです。
少なくとも、そうあるべきです。
女性が男性同様に働きたいなら、「仕事に支障をきたさない」という責任を果たさなければ社会は成り立ちません。
こういうことを言うと
「何で女性ばっかり我慢しなければならないんだ。」
「女性差別だ」
と主張するバカがいますが、これは差別ではなく、性別によるやむを得ない区別です。
女性は子供を産むためには仕事を休まなければならない。
でもその間も経済活動は続いている。
だからといって男性が代わりに出産することはできない。
これは紛れもない事実、現実なのです。
この保育園は「現実」を受け入れた上で、保育園を運営していくためにやむを得ない対応をしただけです。
保育園が運営できなくなれば、それこそ困る人がたくさんいます。
管理人は本当に批判されるべきは「行政」だと考えます。
行政には「税金」というお金や強い権力があります。
その貴重なお金や権力を、どうでもいいことに使いすぎです。
極端なことを言ってしまえば、東京オリンピックよりも、保育に税金を投入し、保育士の給料を上げたり、保育園を増やすべきです。
東京オリンピックが無くても困らないが、保育園が無いと困るという人は多いでしょう。
女性には男性にはない感性や視点があるので、社会進出は大いに歓迎です。
ただ、だからといって性的な区別まで無くすことはできません。
そして、怒りの矛先が変な方向に向かないことを祈るばかりです。
それでは。