「もっと死刑を増やせ」と簡単に言う人がいるが、 刑を執行する人の気持ちを考えたことはあるか。
こんにちは、管理人Kです。
本日、オウム真理教関連の死刑囚のうち、残る6人の死刑囚の死刑が執行されました。
死刑については昔から賛成派と反対派が対立し続けており、この議論が尽きることはなさそうです。
ただ、最近の残虐な事件の増加を受けて、
「もっと死刑を増やせ」
という論調が高まっているのは間違いないでしょう。
確かに、被害者の気持ちを考えたり、犯罪抑止の観点からは「死刑を増やす」ということに管理人もどちらかというと同意です。
ただ、「もっと死刑を増やせ」と簡単にいう人たちは、刑を執行する人の気持ちを考えたことはあるでしょうか。
彼らは何か悪いことをしたわけでもないのに、自分の手で人を処刑し、その一部始終を見届けなければならないのです。
あまり気分の良いものではありませんが、以下のまとめがリアルです。
いくら仕事とはいえ、平然とできることではないでしょう。
死刑を増やすということは「何の罪もない人が、他人を処刑する機会を増やす」ということでもあるわけです。
そう考えると、安易に「死刑を増やせ」とは言えないのではないでしょうか。
気持ちは分かりますが、自分の感情だけで意見を述べるのではなく、物事をあらゆる側面から考えるようにすることは、普段から大事にしなければならない考え方だと思います。
それでは。