バスケ日本代表の買春問題を、「違法性」以外の点で批判するのはいかがなものか。
こんにちは、管理人Kです。
少し時間が空いてしまいましたが、アジア大会に参加していたバスケット日本代表の4選手が、現地で買春をしたとして処分された問題。
4人はすぐに帰国させられ、記者会見にて謝罪。
世間からは強い批判を受けています。
確かにインドネシアにおいてこの買春行為が違法であれば、犯罪者として厳しく非難されても仕方がないかもしれません。
が、この「違法性」以外の点で彼らをここまで晒し者にするのはいかがなものでしょうか。
管理人としては、2点ほど思うところがあります。
1点目としては、仮にこの行為が合法だった場合。
(問題発覚時点では、違法性は明確ではなかったようです。)
これが合法だったとすると、歓楽街で飲食をしたり、マッサージを受けたりするのと何ら変わりないことであり、スポーツ選手の息抜きの1つに過ぎないと思うのです。
これを「合法でも批判する」ということは、現地で性産業に従事する人を差別することであり、それはまた別の大きな問題だと思います。
2点目としては、みんな批判できるような人間じゃないでしょ?ということ。
もちろん今回の4人は「日本代表」という大きなものを背負っていたことは間違いありません。
ただ、批判している男性の多くだって、出張に行けばついつい羽目を外したくなることはあるはずです。
「公費」だ、という批判もありますが、公務員が出張に行って、キャバクラや風俗に行くことだってあるでしょう。それも出張費自体は税金、公費です。
冒頭にも述べたように、今回の行為が「違法」であるならば批判されてしかるべきでしょう。
ただ、「違法性」以外の点では、「修学旅行で女子の部屋に突入した」くらいの感覚で、お偉いさんにお叱りを受け、あとは笑い話にする、くらいで済ましてあげられないものでしょうか。
日本代表という立場ではありますが、ルールを守って、結果さえ出してくれればあとは自由だと思います。
彼らも人間ですから。
それでは。