DeNAのファッションメディア「MERY」が復活。 でも、失敗しそうな気がする理由
こんにちは、管理人Kです。
11月21日に復活すると発表されました。
旧MERYは、アルバイトなど、誰でもライターになれたことから
著作権違反などが横行しており、
新MERYにおいては、ライターの採用面接を行い、
教育研修を受けたライター
「MERY公認ライター」
とすることや、
全ての記事内容において著作権の違反などがないか等、
校閲してから公開することなどを謳っています。
こうして聞くと、
「しっかりした体制で問題なさそう」
と思えるかもしれませんが、
管理人は、この新MERYが成功するかどうかには疑問が残ります。
というのも、
そもそも旧MERYがウケていた要因は、
一般のライターが、一般人目線で「いいな」と思ったモノを本音で紹介していた点であり、専門的な知識を持ったプロのライターではなかなか気が付けない意見が魅力的であったはずです。
しかし、新MERYのように体制を整えることで、一般人目線の根拠のない意見は消され、専門的かつ普遍的な意見に集約されてしまうでしょう。
新MERYが先に説明したような体制で運営されるのであれば、それは今現在書店で販売されている各種ファッション雑誌となんら差異はないように思えるのです。
そもそもネットの魅力は、
「根拠はないけど、面白そう」とか
「実体験に基づいていてリアル」とか
そうした普遍性とは離れたところにある意見を見れるところにあるはずです。
(掲示板とか、Twitterなどはいい例です。)
MERYもそこに上手くハマっていたからユーザーにウケていたのであって、
新体制での新MERYはコストばかりかかって差別化ができず、
失敗に終わるような気がするのは管理人だけでしょうか。