「ソフトバンクがサウジで太陽光発電事業」について、勘違いしている人も多いと思いますが、ソフトバンクは携帯電話会社ではなく、投資会社です。
こんにちは、管理人Kです。
ソフトバンクがサウジアラビアで21兆円規模の太陽光発電事業を行うというニュース。
「そんな金があるなら携帯料金安くしろ!」
と怒る人も多そうですが、勘違いしてはいけません。
ソフトバンクは携帯電話会社ではなく、投資会社なのです。
携帯電話事業はあくまでもソフトバンクの一事業にすぎません。
継続的なキャッシュを生み出す貴重な事業ですから、そう簡単に値下げなんてするわけがありません。
そして携帯電話事業で稼いだキャッシュを投資に充て、「ソフトバンク」という会社を大きくしていくのが孫さんの目論見なわけです。
このやり方、アメリカの投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる世界最大の投資持株会社「バークシャーハサウェイ」によく似ています。
バフェット氏は元々繊維業だったバークシャー社の株を買い集め経営権を取得。
その後は繊維業のキャッシュをもとに各業界に投資し成長していきました。
現在は損害保険事業をメインにキャッシュを創出し、投資を行っています。
孫社長自身も
「テクノロジー業界のバークシャーを目指している」
と言及しており、意識しているようです。
日本はどちらかというと「自分たちの努力と技術でコツコツ事業を成長させていく」というスタイルが一般的で、孫さんのやり方は理解されにくいかもしれません。
しかし、投資も社会に必要な重要な一要素。
このやり方がどこまで通用するか注目です。
それでは。