道徳の教科格上げで「星野君の二塁打」という教材が話題ですが、 日大アメフト部のタックル事件がこれに重なる件
こんにちは、管理人Kです。
今までは正式な教科ではなかった「道徳」が、
2018年4月から正式な教科として格上げされたそうです。
そして、道徳の教科格上げにより、小学校6年生の道徳教材として定番となっている「星野君の二塁打」という話が話題になっています。
<星野君の二塁打 あらすじ>
打席に立った星野君は、監督が出したバントのサインを無視し二塁打を打つ。
そしてその二塁打のおかげで、チームは勝利し、上の大会への出場が決定した。
しかし翌日監督は部員を集め、
「結果は良かったとはいえ、チームの作戦は守るべきだ。 君は、約束を破ったことには変わりない。」
「犠牲の精神が分からない人間は、社会へ出たって、社会をよくすることはできない」
と語り、星野君の大会への出場を禁止する。
もちろん星野君と監督のどちらが正しい、という話ではなく、これについてあれやこれやと考えることが目的です。
ところでこの話、今問題になっている、
「日大アメフト部のタックル事件」に重ねることができます。
どうもあのタックルは「監督の指示で行った」という話が出ているようです。
(真偽は不明)
自分の意志を尊重するか、監督の指示に従うのか。
管理人としては、チームスポーツをする以上は「監督の指示に従う」のが筋だと思います。
星野君の二塁打を許してしまえば、皆がやりたい放題になり、チームとして成立しなくなってしまいます。
ただそれは、あくまでも「スポーツのルールの範囲内」での話。
明らかにルールを逸脱していたり、人のケガや命に関わるような場合は、そんな指示は無視せねばなりません。
少し前に、女人禁制の土俵に上がって人命救助をした女性がいましたが、全く正しい判断だったと思います。
タックルをした選手も、監督の指示だったとはいえ明らかにルールの範囲外ですし、場合によっては人命に関わることで、できればタックルする前に思いとどまって欲しかった。
道徳の教科化がどこまで効果的かは分かりませんが、善悪の判断を学ぶ機会が増えるのはいいことなのではないかと思います。
もちろん子供だけでなく、管理人を含めた大人も、正しい善悪の判断ができるよう、常に考えて生活していかなければなりません。
大人ができないことを、子供に強制することはできませんから。
それでは。