「相撲界は女人禁制の伝統を見直すべき」みたいな議論になってしまっているが、論点はそこじゃないと思う件。
こんにちは、管理人Kです。
救命処置をしようと土俵に上がった女性に対して
「女性は降りてください」というアナウンスが行われた問題について。
専門家などがどや顔でテレビに表れ、
「相撲は女性ファンも増えており、女人禁制は時代に合っていないので見直すべき」
みたいな議論になっています。
スポーツ文化評論家の玉木正之氏は「伝統が本当に正しいか、時代に合っているかを考える必要がある。そもそも、相撲関係者がどれだけ伝統の意味を理解しているのか疑問で、おそらく教条主義的に『女性は土俵に上がってはいけない』としているのではないか」と指摘した。
巡業の勧進元(発起人)を務めた四方八洲男(しかた・やすお)さん(78)も「しきたりと人命、どちらが大事かといえば人命。大相撲は女性ファンが増えており、議論が必要」と話した。
ですが、
論点そこじゃないですよね?
別に、神事とか宗教的な意味で土俵に女性が上がれないのはいいんです。
そんなものは相撲に限らず、祭りなどでも日本中にあります。
「女性知事が土俵に上がって賜杯を渡したい」というのが今回の件と同列で取り上げられていますが、全く分けて考えるべきです。
ポイントは「人命救助のために上がったのだから容認すべき」ということでしょう。
土俵は女人禁制の伝統を守るのは別に構わないが、今回のケースのように人命に関わるほどの緊急事態の場合は許可すべきだった。
ただそれだけのことなのですが、なぜかどんどん論点がズレていっているので、一言物申させていただきました。
それでは。